Q. 塾に通っているが、成績が上がらないのは何故なの?
A.自分の学力にあった授業をまじめに受けていれば、大小の差はあるが成績は必ず上がります。休まずに通って先生の話を良く聞いて宿題もきちんとこなしているならば、成績が上がらない原因は生徒本人にはありません。
このような場合、まず考えられる原因は、学力レベルが合っていないことです。進学塾の場合、自分の学力よりも高いレベルの授業を受けていると、まるでチンプンカンプンでしょう。低いレベルの授業では、ほんの少ししか学力が上がりません。また、学力の遅れが著しい(例.中学生ながら分数ができない)生徒は教え方が普通の生徒とは根本的に異なるので、補習塾では大教室の塾はもちろん、少人数制の塾であっても救うこと難しくなります。
救済塾に行くか、家庭教師(救済的指導の経験者に限る)に教わるか、補習塾なら個別指導または個人指導に行くことです。次に考えられる理由は、学力向上の無反応期です。塾に入ったばかり(短いと数週間、長いと数ヶ月)なら、まだしばらくは様子を見ないと何とも言えません。一斉クラス授業の場合は、生徒が教室の雰囲気や授業の進め方に慣れるまでは、じっくり落ち着いて授業を受けられないものです。
やがて慣れてくれば、授業に集中できるようになり、学習効果が現れてくるでしょう。個別指導の場合は一斉クラス授業よりは学習効果が早くから現れやすいものですが、それでも最初の数回は、講師が生徒の特性を充分には理解していないため、指導効率が悪くなります。何回かの授業のうちに、講師が生徒の学力や性格などをしっかりと把握してくると、その生徒に最適の授業を展開できるようになるので、急に学習効果が高まってくると思います。
Q. 塾の変え時はいつが良いでしょう?
A.不幸にして、通い始めた塾があまり良い塾ではなかった場合は、具体的な理由があるならば早めに塾を変える事をおススメします。
たとえば、塾長や講師に対して不信感を抱いた場合(直感でも不信に感じたとき、その直感はだいたい正しい)、授業がいつも騒がしい場合(講師が生徒に迎合するばかりで生徒を御し切れていない塾では学力が伸びるわけがありません。
そのへんの大学生を安い時給でバイト講師で雇い入れている塾に多い=そのような塾ではろくに研修もしていないので)、講師が頻繁に交代する場合(良心的な塾には生徒も定着するが講師も定着する、反対に儲け主義の塾は教育に熱意のある講師にとっては居心地が悪いのが普通)、いじめがある場合(まともな塾なら学校と違って講師の目が行き届いているからいじめが起きるはずがない)などです。
成績が伸びない場合は、前の項目に述べたように、時と場合によります。
塾を変われば、またしばらくは学力向上の無反応期が続きます。そのため、転塾はできるだけ少ない方がいいでしょう。そのため、もしも転塾を決意したのならば、次の塾は絶対に良い塾を選ぶことです。2回も3回も転塾を繰り返していると、学力向上レースから致命的に遅れることになります。
たまに、受験学年になってから2回も3回も転塾を繰り返したあげくに冬になって相談に来る生徒(の父母)がいますが、このような生徒は受験までの1カ月や2カ月では、救いようがありません。